防水工事とはどんな仕事? 特徴と用途に合った防水工事の選び方
- 2022.05.20
防水工事は施工場所や用途によって使用する材用や方法が異なります。
愛知県の株式会社TSRがそれぞれの用途に合った防水工事について解説します。
◇ 塗膜防水
液状の原料を施工場所に重ね塗りをして防水加工をしていく方法で、最近主流になりつつある防水工事です。
塗膜防水には「ウレタン防水」や「FRP防水」などの種類があり、特に「ウレタン防水」は比較的安価で場所を選ばずに施工できることから、国内の半分近くのシェアを占めています。
「FRP防水」はガラス繊維プラスチック(FRP)を使用していて、耐久性や強度に優れているので野外での使用に適しています。
◇ シート防水
ゴムや塩化ビニール製の防水シートを接着座や専用の機械を使用して固定します。
シートを上から被せての施工なので下地に影響を与えず施工でき、工期が短く耐久年数の10~15年と長めなのがメリットだと言えるでしょう。
◇ アスファルト防水
アスファルトコーティングされているのルーフィングシートと呼ばれる防水シートを貼り合わせていく工法で、防水工事の中では最も歴史が古く、大正時代から用いられています。
水や紫外線に強く、人や車が上から載っても大丈夫な程度の強度があるため、ビルやマンションなどの大型建築物によく用いられています。